当サイトに限らずEAの数は何万とある中で、一体どのEAを使えば良いのかが分からない・・・
「ええいっ全部稼働させちゃえ!!」といって、片っ端から使うというのはナンセンス。
大切な証拠金を吹き飛ばしてしまいかねません。
EAを選ぶ際のポイントをしっかり押さえて、出来るだけ安全にEAを稼働させて、
しっかりと証拠金を増やせるようにしましょう。
EAを選ぶ方法・基準
①バックテスト結果から考える
当サイトのEAは全て一定の期間で行った高品質なバックテスト結果を公開していますので、
その結果をもとに、どのEAを利用するかを決定することができます。
EAのバックテストの中でも重要視すべきなのは次の事です。
1.バックテスト期間
バックテスト期間:長期間のバックテスト結果が公開されているか。
直近数年だけではなく、最低でも10年以上のデータが無ければそのEAの信憑性がハッキリしません。
当サイトでは20年間という非常に長い期間のバックテスト結果を公開しています(通貨ペアによっては古いヒストリカルデータが無いため、一部例外アリ)。
2.精度
ヒストリカルデータの精度ももちろんですが、過去の相場に対してどの程度ロジックが合っているかを精査します。
3.安定性
過去の相場では、過去に起きた様々な大きな事件やイベントなどが反映されています。
そういった相場環境下でも収益を残し、且つ安定したパフォーマンスを発揮しているかを確認します。
4.最大ドローダウン
「最大ドローダウンは●%以下が理想」という文言をEAの解説サイトでよく目にしますが、重要なのは%ではありません。
初期証拠金100万円に対して、0.01lotでトレードをするのと1lotでトレードするのとでは、
当然最大ドローダウンの%や金額に大きな差が生まれます。
「最大ドローダウン」は、EAを稼働させるにあたり、証拠金に対して正しいロットを考える重要な指標です。
5.収益性
過去相場において、EAがどの程度の利益を上げているかはやはり重要な指標です。
いくら最大ドローダウンが低く、勝率が高いEAだったとしても、20年間で利益が10万円というEAをあなたは使いたいと思いますか?
もちろん収益の大きさ=良いEAという事ではありませんが、
FXでお金を増やすために行う投機であることは間違いありませんから、
ほかの指標と同様に収益額についても注目すべきです。
②証拠金から考える
自分の証拠金がいくらなのか?というのは非常に大事な指標です。
証拠金が1万円の場合と100万円の場合では、狙う収益や取れるリスクの大きさがが変わりますよね。
またEAを複数個稼働させたいと考える場合も、証拠金の金額の大きさによって稼働できるEAの数は変わります。
FXの最小ロット単位が0.01lotであることを考えると、1万円からスタートする場合、沢山のEAを同時に稼働させるというのは無謀です。
100万円の場合、その100万円をいくつかの口座に分けて、多くのEAを稼働させることができます(口座を分けるのは混乱を防ぐためであり、EA毎に必ずしも口座を分ける必要はありません)。
③対応通貨ペアから考える
裁量トレードでも同様ですが、トレードにおけるスプレッドは非常に重要な指標です。
スプレッドはFXブローカーの収益源であり、我々トレーダーにとっては非常に厄介な存在でもあります。
スプレッドは当然低い(狭いという言い方もする)方が良いですから、
各社最もスプレッドが狭い、「ドル円(USDJPY)」や「ユーロドル(EURUSD)」でのEA運用がおすすめです。
④ロジックから考える
EAを運用する際に、自分が理解していない、知らないインジケーターを導入したEA、
あるいはロジックのEAを稼働するのは危険とも言えます。
したがって、自分が知っているインジケーターをベースにしたロジックで作られたEAから導入することをお勧めします。